『なんでこんなにTシャツを作るの?』ココロTシャツ座談会

ココロはTシャツ屋さんではありません。でも、これまでに30種類以上のオリジナルTシャツを作ってきました。イベント用や販売用、管理者だけに支給された限定Tシャツもあります。なぜ、これほどTシャツにこだわるのか?総務、企画担当の鹿木さん、安藏さん、深津さんにお話を聞きました。

取材/阿部奈穂子(オリーブ・アンド・パートナーズ)

初代は16年前餅つき大会で作成

「ココロTシャツは生地の良さが自慢です」と鹿木さん(写真左)と深津さん(同右)

—— ココロで一番初めにTシャツを作ったのはいつですか?

鹿木さん 確か16年前です。ココロデイサービスが開業して、初めての餅つき大会を開いたときに、スタッフでお揃いの黒いTシャツを作りました。左胸と背中にCOCOーLOのロゴが入ったシンプルなTシャツです。実はこのTシャツ、いまでも私の一番のお気に入りなんです。素材がシルクタッチで心地よくて。

深津さん そうそう。洗濯してもすぐに乾くし、すごく丈夫。私も16年前のものをいまでも仕事用に着ています。

—— お二人とも物持ちがいいですね。安藏さんのお気に入りは?

安藏さん 5年前の餅つき大会のときに作った黒地に金色で臼や杵をデザインしたTシャツです。金色のプリントが個性的で良かった。私は4XLサイズなんですが、プリントの大きさはSやMのTシャツと同じ面積。並べてみると、面白いですよ。全然、別物に見えて(笑)。

スタッフのTシャツを見て「私もほしい」

金色のプリントが施された、お気に入りTシャツを持つ安蔵さん

—— 利用者さんに販売用のTシャツも生まれましたね

安藏さん はい。一昨年、作りました。スタッフが着ているTシャツを見て、利用者さんから「私もほしい」というお声をたくさんいただいたのがきっかけです。

鹿木さん デイサービスにいらっしゃるとき、「何を着て行こうか悩む。制服みたいなTシャツがあれば楽でいいね」なんて声もあったものですから。

—— できたのがCOCOーLOキャラクター「フワンとポノン」をデザインしたかわいいTシャツです

深津さん 白、紺、グレー、ピンク、赤、水色と6色展開しました。サイズもSからXLまで4サイズ揃えました。

—— 充実のラインナップですね。一番人気は何色でしたか?

安藏さん 紺が断トツでしたね。次はグレー。スタンダードな色が人気のようです。多くの利用者さんに喜んでもらえたので、この春夏、新たなデザインで、販売用のTシャツを作ろうと計画しています。

—— オリジナルTシャツってどうやって作るんですか?

安藏さん イベント用のTシャツの場合、デザイナーに依頼して、デザイン案を3、4案上げてもらいます。社内でアンケートを取って、一番人気だったものを採用。そして桐生市の「ユニフォームのあさくら」さんにお願いして仕上げてもらいます。出来上がるまでの作業も楽しいんですよ。

鹿木さん 我が家のクローゼットの中には歴代16枚くらいココロTシャツが眠っています。一枚一枚見ていくと歴史を感じますね。その当時のことがよみがえってくるお気に入りのコレクションです。

深津さん ココロはイベントに力を入れている会社で、その都度、スタッフでお揃いのTシャツを着ます。Tシャツを通じてみんなの心が一つになる。モチベーションも上がるし、連帯感を強める役割をしているような気もします。

お揃いのTシャツにはそんな効果もあるんですね。
今日はありがとうございました。

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