「グリーフケア・ネットワークぐんま『ことのは』を支援しています。

死別の悲しみを語り合う場を
キッズバレイ(桐生)が新事業

子育て世代の支援などに取り組む桐生市のNPO法人キッズバレイ(星野麻美代表理事)は、家族や友人と死別して深い悲しみを抱えた人を支える「グリーフケア」を始めた。
福祉の新規事業としてプロジェクトを立ち上げ、語り合う場の提供や講演会を通して大切な人を亡くした人に寄り添う。
21日に設立記念のオンライン講演会を開き、活動を本格化させる。
プロジェクトの名称は「グリーフケア・ネットワークぐんま『ことのは』」。
サポート活動の中心は、近しい人を亡くした悲しみを語り合う場の提供だ。
11月から定期的にグリーフケアを学んだ人や同じ思いを抱える人と語り合えるカフェを開催。
来年3月には、深い悲しみから立ち直る手伝いをする「悲嘆回復ワークショップ」を実施する。
同法人はこれまで6年間、子育て世代が生き生きと暮らし働ける地域づくりに取り組んできた。
そうした中で子育て世代が背負う苦悩が多岐にわたり、特に両親や夫、子どもといった「大切な人との死別」による苦しみを相談できず、長い間抱え込んでいる人がいる現状を知った。
星野さんは「いつかこうした取り組みをしたいと思っていた。他の地域にも広がってほしいという思いを込め、名称にネットワークを入れた」と話す。
事業は赤い羽根共同募金の助成を受けて実施。
取り組みに協力する葬祭事業のあすかセレモ(みどり市)の正田智子社長は「同じ立場の人が交流できる場をつくりたい」と話し、福祉事業のCOCOーLO(桐生市)の雅樂川陽子社長は「悲しみを言えずに頑張っている人を支えたい」と意義を語る。
オンライン講演会は21日午前10時から、ビデオ会議システム「Zoom」を活用して行う。
上智大グリーフケア研究所の高木慶子名誉所長が「大切な人を亡くした悲しみ〜こころの言葉に耳を傾けて〜」と題して語る。
参加費無料。
事前予約制で定員は100人(先着順)。
希望者はQRコードから申し込む。

電子メール(griefcare@cotonoha.info)

▼講演会の詳細はこちら

グリーフケアオンライン講演会
大切な人を亡くした悲しみ
〜こころの言葉に耳を傾けて〜

参加費:無料
定員:100名(要予約・先着順
講師:髙木慶子(たかきよしこ)氏

日時:2020年10月21日(水)午前10時〜12時
参加方法:オンライン(Zoomによる講演)

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