桐生が岡動物園でキッズデイ開催!

ココロキッズデイ 電車と徒歩で桐生が丘動物園へ

毎年恒例のココロキッズデイが1月13日(月・祝)に行われました。スタッフのママたちが仕事をしている間、その子どもたちを預かり、楽しい1日を過ごしてもらおうという
主旨で始まったイベントです。今年の目玉は桐生が丘動物園でのクイズラリー。元気に遊びまわる子どもたちの様子をリポートします。

取材/阿部奈穂子(オリーブ・アンド・パートナーズ)

屋外で伸び伸びと遊ばせたい

 雲一つない冬晴れの空の下、2020年のキッズデイは開催されました。午前9時、ママと一緒に、ココロデイサービスにやってきたことのちゃん(小4)、さらちゃん(小3)、はくくん(年中)。これから、上毛電鉄の電車に乗って西桐生駅へ行き、徒歩で桐生が丘動物園へ向かいます。背中のリュックには、ママが手づくりしてくれたお弁当がカタカタと音をたてています。
「子どもたちの自主性を尊重すること、屋外で伸び伸びと遊ばせること、今回のテーマはこの2点です」と、キッズデイの運営を担当する経営企画室の安藏武司さん、田中美子さんは言います。

電車の切符も自分で購入

 駅では、子どもたちが自分で電車の切符を買います。ことのちゃんとさらちゃんは、券売機のタッチパネルもお手のもの。「僕はまだ無料だよ。切符は要らないんだ」と、年中のはくくんもなかなかしっかりしています。
 西桐生駅から桐生が丘動物園へはバスも出ていますが、敢えて徒歩で、20分ほどかけて向かいました。上り坂が続きますが、元気な子どもたちにとってはなんのその。ちょうどいいウォーミングアップです。

動物園をより深く知るクイズラリー

 桐生が丘動物園では、クイズラリーが行われました。「単に見学するだけでなく、ゲーム的な要素を取り入れ、より一層、動物たちを身近に感じられるよう工夫しました」と安藏さん。
●ライオンの群れでは、狩りをするのは主にメスの仕事である。〇か×か?
●この動物園の水族館にいるカメさんは何と何という種類?
●ニホンザルのしっぽの長さは何センチくらい?
●ミーアキャットは全部で何匹いる?

 このように、おりの中の動物を観察したり、説明書きを読まなければ答えられないクイズを31問用意し、レベル別に分けて、1冊の冊子にまとめました。
 「クイズの正解数に合わせて、遊園地の乗り物券をプレゼントするよ。がんばって!」、安藏さんの呼びかけに子どもたちのやる気はマックス。
「あっちを見てみよう」「おりの裏に回り込んでみよう」、真剣なまなざしで動物園のあちこちを駆け回りました。
 その後は遊園地で遊び、再び電車に乗って、ココロデイサービスへ帰着。ここでおやつを食べたり、上毛かるた大会やトランプをしたりして、ママの仕事が終わるのを待ちます。
 「遊園地でバイキングに乗ったのが楽しかった。何度も何度も乗っちゃった」と、万面笑顔のことのちゃんとさらちゃん。
そうくんも、「いろんなものを見つけたよ。海賊のお宝も発見!」と満足そう。

祝日の営業日に、スタッフの子どもを会社でお預かり

 ココロキッズデイは年2回、12月の天皇誕生日と1月の成人の日に行われています。COCO-LOは基本的に、祝日は休みです。しかし、年末年始の長い休みの前後となる天皇誕生日と成人の日は、利用者さまにご迷惑がかからないよう、営業を行います。
そのときに問題となるのはスタッフの子どもたち。祝日は保育園や小学校は休みです。スタッフが出勤している間、預かってもらう先がないという子どもたちが出てきます。
「どうしよう。子供を一人でお留守番させなければいけない」、スタッフがそんな不安を抱かないよう、子どもたちを会社で預かり、趣向を凝らしたプログラムで楽しい1日を過ごしてもらおうと、キッズデイがスタートしました。まさに子育て中の女性スタッフが多いCOCO-LOならではの発想といえそうです。

会社がより家族的に!

今年のキッズデイに参加した子どもは3人。昨年は9人でした。「今年はお父さんやおじいちゃん、おばあちゃんが預かってくださるお宅が多かったようです。参加する子どもの人数が増減するのもキッズデイのおもしろいところ」と田中さんはほほ笑みます。
 そして、「キッズデイのお陰で、スタッフの子ども同士が仲良くなり、会社がより家族的になってきたことを感じます」と声を揃える経営企画室のメンバーたち。
子育てママと子どもを笑顔にするキッズデイ。次回もまた新たなプログラムが用意されることでしょう。期待が高まります。

Top