新春トップインタビュー・介護業界を働きやすく~上毛新聞に掲載されました

 介護をする人と受ける人、お互いの心と心をつなぐ会社にしようー。そんな思いで2005年に桐生市内で創業し、訪問看護ステーションやデイサービスなど9事業所を展開しています。昨年9月に新たな半日型デイサービス(前橋市総社町)を開業、高齢者と障害者の共生型施設として地域のニーズに合わせたリハビリを行っています。介護業界が人手不足に悩む中、おかげさまで当社の新規事業は採用希望者が絶えない状態です。業界では珍しく土日祝日休みを採用し、有休に特別休暇を上乗せして休みやすい環境を作っているののが理由だと思います。創業時に人材確保に苦しんだ経験から「働き方改革」に先んじて取り組んできました。社内託児所を設けたり、子育てをしやすいように勤務時間を柔軟にしたり。これらの取り組みは、厚生労働省の「グッドキャリア企業アワード2016」や経済産業省の「ダイバーシティ経営企業100選」を受賞するなど各方面から高く評価されています。
 「働き方改革」では業務の効率化が欠かせません。社員はオリジナルの手帳にやるべきこと、実際にできたかを書き出して、検証してもらっています。目指すのは、約100人の社員がそれぞれの個性を生かし、成長できる組織です。そのために社内勉強会や自己評価制度といったキャリア支援にも力を入れています。働きやすさと労働生産性、その両輪によって組織をどう成長させていくのか。当社はそのモデルケースとなり、今後は実践事例を他業種にも発信したいと考えています。

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