「体力や足腰に不安があり、外出に消極的になってしまう・・・」
「車椅子ユーザーなので、事前にバリアフリー情報がほしい・・・」
そんな方々のために、リハビリを兼ねてお散歩できる場所を紹介するコラムです。
良い景色を眺めたり、美味しいものを食べに行ったり、
自分に合ったペースのお散歩で心と体をリフレッシュさせましょう♪
「吾妻公園」とは?
山々に囲まれた盆地状の自然公園。四季折々の花が楽しめる癒しの空間。
それが、今回ご紹介する「吾妻公園」です。
昭和22年創業以来培ってきた造園技術を用いて、株式会社福田造園さんが園内の維持管理等を行っているため、一年中自然を生かした美しい植物や花を見ることが出来ます。
4月には「チューリップまつり」、6月には「花菖蒲まつり」が開催されたりと、花の開花と共に賑わう公園です。
駐車場~公園までの道のり
「吾妻公園」には専用の駐車場が設置されています。
公園のすぐ下にあるため、園内への移動距離も短いところが嬉しいポイントです。
場内は広々としており、綺麗に舗装されているので、安定した場所での車の乗り降りが可能でした。車と車の間隔は若干狭くなっているので、両隣が開いている駐車スペース選びがおすすめです。
駐車場には自販機も設置されているので、水分補給用の飲み物をここで補充することもできます。
駐車場のすぐ隣にある、ゆるやかな坂を上った先が吾妻公園となっています。
赤い三角コーンがある左側は砂利道になっているので、舗装されている右側(白い柵沿い)から登っていくルートがおすすめです。
気になるトイレ環境
駐車場にはバリアフリートイレが設置されています。
園内にもトイレ設備がありますが、バリアフリートイレは設置されていません。
公園に行く前、行った後のタイミングで寄りやすい位置にあるので、混み具合を確認しつつ余裕を持ってご利用ください。
園内の様子
やわらかな地面と、ゆるやかな坂が続く公園となっています。
階段は高さがあるので、坂道でゆっくりと上に上がっていくコースの散歩がおすすめです。ベンチも至る所に設置されているので、こまめな休憩も取りやすい環境でした。
公園の奥まで様々なルートが広がっているので、人が密集している道を避けて先に進めたりと、人混みを避けながら花々を観賞することができます。
また、吾妻公園は杖の練習にも最適な場所です。
砂利道に土の道、木の階段、芝生といったように、道の種類も豊富でした。
歩行者の方々も杖を手に、吾妻公園の美しい景色を眺めていました。
ひと休みできる休憩所
吾妻公園に入ってすぐ右手にあるのは閑雅亭(かんがてい)。
「閑雅」とは景色などが物静かで趣深いさまのこと。
蓮池を臨む場所にある、趣深い屋根付きの開けた建物です。十分な広さがあり、密集を気にすることなく休息をとることができます。
また、園内にはあちこちにベンチが設置されています。
屋根付きではない場所でも、自然が作り出す木陰が屋根になってくれるので、暑い日も涼みやすい環境が整っていました。
4月は「チューリップまつり」開催!
今年は4月2日(土)~ 4月17日(日)まで、チューリップまつりが開催されていました。
園内15か所の花壇に10,000本以上のチューリップが開花し、とやまレッド、クリームパーフェクションといった、12種類ものチューリップが咲き乱れるチューリップまつり。
私が取材した日は花の咲き始めで、既にいくつかの花壇でチューリップが咲いている様子を見ることが出来ました。
また、5月にはチューリップまつりの期間中に行われた、写生大会の作品展示が行われます。
市内在住の子どもたちが描いた園内風景が展示されますので、是非ご覧ください。
開催日 令和4年 5月7日(土)~5月22日(日)
時 間 午前9時~午後5時まで
場 所 吾妻公園 温室横イベント室
※コロナ感染拡大状況によっては中止する場合があります
6月は「花菖蒲まつり」
6月上旬~中旬頃には、毎年「花菖蒲まつり」が行われます。
梅雨の中でも華やかな存在感を放つ、花菖蒲の開花時期に開催され、約500株が咲き誇ります。
お出かけ前は天気予報チェックを忘れずに
日によっては汗ばむような暖かい日も増えてきましたが、翌日は雨が降って肌寒い日になったりと、まだまだ気温が安定しない日々が続きそうです。
当日に合った服装選び、持ち物選びをするためにも、お出かけの際は天気予報で天気と気温のチェックを小まめに行っておくと良さそうです。
吾妻公園
住所 〒376-0041 群馬県桐生市宮本町3丁目地内
指定管理者 株式会社福田造園
電話番号 0277-22-8636
FAX 0277-22-8636
HP https://fukuda-zouen.co.jp/publics/index/9/