行ってみよう『リハビリ×散歩』新川公園|リハ散歩【Vol.11】

MEMO
『リハビリ×散歩』…リハ散歩とは?
「体力や足腰に不安があり、外出に消極的になってしまう・・・」
「車椅子ユーザーなので、事前にバリアフリー情報がほしい・・・」

そんな方々のために、リハビリを兼ねてお散歩できる場所を紹介するコラムです。

良い景色を眺めたり、美味しいものを食べに行ったり、
自分に合ったペースのお散歩で心と体をリフレッシュさせましょう♪

「新川公園」とは

桐生駅から徒歩8分。桐生市立図書館の隣に位置する、開放的な広い芝生広場。
それが、今回ご紹介する「新川公園」です。
元々は新川球場という野球場でしたが、1987年(昭和62年)に老朽化から解体。その跡地に休憩施設や歩道が整備され、現在の新川公園が完成しました。
休日は子ども連れの家族が訪れていたり、散歩に訪れている方がいたりと、市民の憩いの場となっています。

新川公園のオススメ散歩コース

新川公園でオススメの散歩コースは、芝生広場を中心とし、円形となっている遊歩道を1周するコースです。
コースは約250m。1周にかかる時間を測ってみたところ、ウォーキングに集中した場合は約5分、写真を撮りながらゆったりと歩いた場合は約7分かかりました。
距離が長過ぎることも、時間がかかり過ぎることもないコースなので、「今日は◯周しよう」「今日は◯分歩こう」といったように、その日の自分の調子に合わせた目標も立てやすいです。
坂や大きな段差もなく、あちこちにベンチが設置されているので、気軽に一休みしやすいところも嬉しいポイントです。

屋根付きの休憩スポット

園内には屋根付きの休憩場所も設置されています。
今回撮影したコロンバス通り側にある「あづまや」と、白い宮殿風の「休憩舎」の2箇所です。
どちらも上記で紹介したオススメ散歩コース上に設置されており、段差もない為、車いすユーザーも利用しやすい休憩ポイントとなっています。

種類豊富なベンチの数々

新川公園には様々なデザインのベンチが数多く設置されていました。
長椅子タイプ1つを見ても、背もたれ付きのものや、背もたれが無いタイプもあります。更によく見ると、背もたれがないタイプでも、デザインが全く異なっていると気づくことができます。
自分のお気に入りのベンチを探してみるのも、1つの楽しみ方になりそうです。

気になるトイレ環境

園内には、男子トイレ、女子トイレそれぞれにバリアフリートイレが設置されていました。(写真は女子トイレのバリアフリートイレです)
園内にあるトイレはこの1箇所のみとなっています。公園の利用者が多い日は混み合ってしまう可能性もあるので、運動前や運動後など、余裕を持って行っておくと安心です。
※中に消毒液は設置されていないので、新型コロナウイルス感染症の対策として、マイ消毒液の持参がオススメです。

野外ステージに設置されているスロープ

取材時、個人的に気になったのは、野外ステージの裏に設置されていたこちらのスロープ。
ステージ側からは全く見えなかったので、裏にこんなにもしっかりとしたスロープが設置されていると気づいた時は、とても驚きました。
徐々に開催されるであろうイベント時などで、こちらのスロープの活躍シーンがあるかと思うと、今からワクワクしてしまいます。

水分補給の意識を!

涼しい日が増えてきましたが、この季節の変わり目こそ、脱水や熱中症への注意が必要です。
夏に比べると水分補給への意識が薄れてしまいがちになるため、喉の渇きを感じる前に、こまめに水分をとることが大切です。

暑い日々は過ぎ去ったものの、こまめな水分補給はこれからも欠かせません。
園内には水飲み場もいくつか設置されていますが、こちらも新型コロナウイルス感染症の対策として、飲み物の持参がオススメです。
※園内には自販機も設置されています。

気軽に運動しやすい憩いの場

今回取材した「新川公園」には、車いすユーザーや足腰に不安がある方でも、運動に集中しやすい環境が整っていました。

園内には滑り台といった遊具も設置されているので、外遊びが好きなお孫さんと一緒に訪れてみては如何でしょうか。

冬の気配が濃くなってきた今日この頃。
防寒対策をしっかりと行いつつ、外での運動をお楽しみください。


新川公園
住所:桐生市稲荷町1番1号

新川公園 施設案内
https://www.city.kiryu.lg.jp/shisetsu/kouen/1007153.html


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