人気の「ココロデイサービスまえばし」 利用者さんが通い続ける3つの理由

2018年9月にオープンしたココロデイサービスまえばしは、リハビリをメインとした半日型のデイサービスです。介護施設というより、まるでどなたかの別荘のよう。入口を入ると聞こえてくるのは元気な笑い声、そして目にするのはイキイキとした利用者さんの姿です。

コロナ禍でも通い続ける方が多いココロデイサービスまえばし。なぜこれほど人気があるのでしょうか――、看護師の松本千絵さん、介護福祉士の藤原千恵子さん、理学療法士の宮前茜さんにお話を伺ったところ3つの理由が見えてきました。

取材・撮影/阿部奈穂子(オリーブ・アンド・パートナーズ)

 

 

理由その1:プロフェッショナル集団のスタッフがいる

ココロデイサービスまえばしの人気の理由1つ目は「スタッフの8割が看護や介護の国家資格を持っていること」。つまり、ものすごいプロフェッショナル軍団というわけです。

全13人のスタッフのうち、介護福祉士4人、理学療法士3人、看護師2人、作業療法士1人、言語聴覚士1人。一つのデイサービスにこれだけの専門スタッフが勢ぞろいしている例は見たことがありません。

それぞれが専門的な分野から利用者さんと関わっているため、利用者さんの満足度も高いのです。

 

例えば医療のプロ・看護師の松本さんの場合、「いつもと様子が違うと感じたら、すぐに本人とお話しし、クリアにしていく。モヤモヤが残ったら、ケアマネやご家族に相談し、大事に至らぬよう先回りした対応をしています」と頼もしいコメント。

 

リハビリテーションのプロ・理学療法士の宮前さんは、「マンツーマンでお一人15~20分ずつ、ストレッチや筋トレ、バランス練習などその方に合わせたトレーニング指導をしています」と言います。

理学療法士や作業療法士によるトレーニングは専門の病院や施設に行かなければ受けられないのに、ココロデイサービスまえばしでは当たり前のように行われています。なんだか得した気分です。

 

理由その2:発声や飲み込みのトレーニングを受けられる

人は年齢とともに、飲み込みが悪くなる、言葉が出にくくなるという悩みが生まれるもの。ココロデイサービスまえばしには「言語のお部屋」という個室があり、言語聴覚士によるマンツーマントレーニングが受けられます。

「ろれつが回りにくい方、発音が悪い方に、こういう話し方をすれば伝わりやすいですよとお教えします。今の機能を保ちながらコミュニケーション力を高めるトレーニングに力を入れています」と言語聴覚士の唐澤慶子さん。言語聴覚士が在籍するデイサービスは本当に希少なのです。

 

高齢者がかかりやすい病気の一つが誤嚥性肺炎。その前兆となるのが、飲み込んだあとむせる、痰がからみやすい、体が痩せてくるといった症状ですが、本人は自覚しにくいものです。

「おかしいなと感じる利用者さんがいたら、言語聴覚士につないで症状を細かく見てもらいます」と生活相談員の藤原千恵子さん。このようなスタッフ同士の連携もココロデイサービスまえばしの強みといえるでしょう。

 

 

理由その3:自由に過ごせる充実施設

ココロデイサービスまえばしは、「自由度が高い」のも魅力です。館内は広々とした1フロアに様々なコーナーが整備され、皆さん、好きなことをして過ごされます。マシンでトレーニングをする人、足湯を楽しむ人、新聞を読む人などなど。

居心地が良いよう、またトレーニングや機能訓練の場合は効果が高まるよう、怪我をしないよう、スタッフがきめ細かにお手伝いします。

 

ほかにも、オシャレなメニューが掲げられ、好きな飲み物を楽しめるカフェコーナー、100冊の本が揃い、時々新刊も入る図書コーナーは人気です。また、全身のマッサージチェア、足や腰のマッサージも充実。

 

ポカポカと日が当たる南面はグランドゴルフ場になっています。プレイをする人もいれば、ここで歩行訓練をする人もいるそう。「フワフワとした人工芝のクッションの上で、バランスを取りながら歩く。良いトレーニングになりますよ」と理学療法士の宮前さんは言います。

従来のデイサービスは、集団で行動を行うことが多いようですが、ココロデイサービスまえばしは個人が基本。「これをしなければいけない」というプログラムもありません。だからまるで第二の我が家のように心地よく過ごせるのでしょう。コロナ禍でも通い続ける方が多いのはそんな理由かもしれません。

ココロデイサービスまえばし
半日タイプ 定員:30名
リハビリとカルチャーを融合しリハビリに特化した、
新しくて楽しい半日タイプのデイサービスです。
群馬県前橋市総社町総社2544-5
お問い合わせはこちらまで☎︎:027-212-5472

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