群馬イノベーションアワード協賛社 トップ座談会 セガサミーホールディングスの内海州史上席執行役員ら8人が「わが社の成長戦略」をテーマに、時代の変化や外国人材などについて意見を交わした。 出席者 セガサミーホールディングス 内海州史上席執行役員 糸井商事 糸井丈之社長 ファームドゥグループ 岩井雅之代表 赤城深山ファーム 高井雄基取締役 アサヒ商会 広瀬一成社長 COCO-LO 雅樂川陽子社長 システム・アルファ 広山武雄社長 中央カレッジグループ 中島慎太郎副代表
働き方改革を支援 雅樂川陽子
【外国人材】 働き方改革の必要性が叫ばれて久しいけど、実際の会社風土に根付かせるのは簡単ではない。従業員へのヒヤリングを重ねてワークライフバランス、キャリア支援、チームビルディングの3本柱で社内改革を進めていくことが大切。 そうすれば業績も伸び、働きたい人も来てくれるようになる。講演会などで、「離職率ゼロは目指さなくてていい」と話すと驚かれるが、いなくなることを前提に魅力的な人材をいかに呼び込むかを考えるべき。 働きやすい環境の副産物として、当社では妊娠、出産する人も多い。
【時代の変化】
県内を中心に介護事業所などを9つ運営する。介護業界は人材不足の極み。より良い働き方を目指して取り組んでいたら、様々な賞を頂くようになり今年6月には新著も出させてもらった。子育て中のママに求人をかけ彼女たちが働きやすい環境を整えていった結果、視野がどんどん広がり、いまでは障害者や高齢者も生き生きと働いている。こうした実績を基に働き方改革の支援も事業化し「コヨリ」と名付けた。
(2019年11月15日 上毛新聞 弊社代表 雅樂川談を抜粋)