【便利情報】涼む

 暑い季節到来で、今年もどうにか乗り切りたい!少し楽しく乗り切る三つの方法をご紹介します。

その1 『日常の工夫で「涼」を作り出す』

扇風機を活用する
・部屋の空気を循環させる。窓に向けて扇風機を当て、部屋の暑い空気を外に出し、涼しい空気を取り込む。天井に向けて扇風機を当て、熱くこもった空気を下に下げる。
・凍ったペットボトルを扇風機の前に置くとひんやり空気に!お部屋を冷やす効果あり。
・寝るときは壁に向けて扇風機を当てると、壁から跳ね返った優しい空気で涼感アップ。

風の通り道を作る
お部屋の物を減らすと風通しが良くなります。窓を対角線上に開けるのも効果的。

フローリングを水拭きする
固く絞った布で水拭きすると部屋の温度が下がります。同じように気化熱を利用した打ち水も、昔からの暮らしの知恵ですね。

脇や首、手首を冷やす
氷枕や冷却シート、アイマスクなどで体を冷やす。脇や首は、太い血管の通り道なので、ここを冷やすと体温を効果的に下げることができます。

その2 『最新のグッズで涼む』

ポータブルハンディファン
手軽に持ち歩ける携帯型の扇風機。比較的軽く、うちわで扇ぐよりも楽。首にかけるタイプもあります。

冷却スプレー
衣類や体にスプレーする冷却材です。売り場にサンプルが置いてあれば、店先で手軽に試せます。

ネッククーラー
更に冷却効果を高めるためにお勧めなのが、首に巻いて体を冷やすこのグッズ。水で濡らすタイプ(安価で手軽)や、保冷剤を入れて使うタイプ。(価格は高めだが冷却効果も高)があります。

ひんやり寝具
「〇〇クール」「ひんやり〇〇」などのネーミングでいろいろな製品が出ています。就寝時も快適に!

その3 『おトクでエコ!「涼」をシェアする』

夏の日中、暑さピーク時に、ひとり1台のエアコンウィ使用をやめ、涼しい場所を皆でシェアすることを「クールシェア」、と呼ぶそうです。この「クールシェア」、環境省や自治体でも推奨しています。

1台のエアコンで一部屋に集まり家族で過ごす。一家団らん。

ご近所に集まりお茶会。仲間と楽しくおしゃべりタイム。

自然豊かな公園の木陰や水辺で、避暑を楽しみながらのんびり過ごす。

図書館や公民館、サロン、カフェなどに出かけて趣味を楽しむ。ジムやデイサービスに出かけて仲間との会話や運動を楽しみながら行う。その他、美術館、博物館、記念館、市役所、総合福祉センターなどなど。群馬県のホームページで「クールシェアスポット一覧」を見ることができます。

いかがでしたでしょうか。自分に合った方法で涼をとり、体を大事にして、快適に過ごしたいですね。
(取材/柿沼 律子/児玉 温子/清水 大史/松澤 良輔)

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