【ココロ展覧会】編み物の達成感が喜びに

この記事は、ココロ日和2019年春号に掲載されたものです。

ココロアットホームよりご利用者様が作った編み物「カウチン」をご紹介します。

 手先を細かく使う編み物「カウチン」は珍しい編み方ですが、編み物学校に通い習得されました。
 一番難しい所はカウチの柄を編む所。制作過程は大変ですが、完成作品をみると達成感や嬉しさが込み上げてきます。新しいデザインを考え、様々な編み物に挑戦し、たくさんの作品を作っています。
 以前は左指に痺れがありましたが、つまんだり握ったり指先を使う動作を繰り返すことにより痺れが緩和するなど、徐々に効果も出ています。今ではリハビリの一環として取り組んでいます。
 編み物は、自分のペースで無理なく楽しみながらでき、そこが長く続けられる秘訣のようです。アットホームでは、いつも前向きで、チャレンジ精神が旺盛です。今後も一緒に楽しくリハビリを進めていきましょう。


カウチンとは、日の当たる温かい場所という意味も


ご自慢の刺し子作品もあります(^^)

今回の作品のリハビリポイント!!
担当作業療法士 井上有紗

★編み物(カウチン)
編み物は、選ぶ道具や作品の大小により、目標のレベル設定をしやすい活動です。
リラックス効果、うつ病改善など、精神面への効果大!
★編む
肘、手首や指などのリハビリに効果大!眼と手の協調性が必要。編み目を数えたり、構成したり、脳トレにも効果あり。
★編み棒や網掛けを持つ
握る、つまむ、など指のリハビリに効果的。

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