COCO-LOにとっては、チャレンジと忍耐の1年でした。
いろんな規制がある中で、利用者さまへのサービスの質を落とさないよう、新しい取り組みをまずはやってみようの精神で挑戦してきました。COCO-LOは社内の情報共有を基にした運営が基本となっているため、人と人が集まることを制限するのは大きな試練でした。そこで3つの取り組みを始めました。
1つめが、デバイス配布。
スタッフが1人1台のデバイスを持ち、今までのように密な会議ができない状態でも情報共有できるようにしました。これは大きな挑戦でした。ネット環境を整え、社内の情報、利用者様のきめ細やかな対応の情報をこのデバイスで対応してきました。最初は扱いに慣れなかったり、ネット環境の不安定さから使いにくかったりとトライアンドエラーを繰り返しました。このお陰で、情報共有ができるようになっただけでなく、今までよりも早くかつ多くのメンバーに瞬時に伝達され、チーム力の向上になりました。
2つめが、オンライン見学会。
緊急事態宣言でご家族に会えない方が、ご利用中にお話しできる場を提供しました。デイサービスや訪問看護の雰囲気やご利用のご様子をお伝えする良い機会になりました。ご家族との会議も、オンラインでできたので、今まで遠方でお会いできなかったご家族と画面を通して初対面できるようになりました。オンラインが使えず、遠方のご家族やお友達とも顔を見せ合いお喋りができる機会となり、大変喜ばれました。海外にいるご家族と繋がることができた方もいて、大変感動しました。
3つめが、オンライン勉強会
今までCOCO-LOでは年間100以上の勉強会が開催されるほど活動的に精力的に勉強会を開催してきました。学びたいココロメンバーの思いを昨年は我慢してもらいましたが、今年はオンラインに切り替えて開催しました。各自のデバイスを使い、他部署のメンバーと意見交換したり、動画テキストを用いて共に学んだりと自由なスタイルで勉強を継続できました。他にも、社内イベントや懇親会の代わりに、メンバーや家族向けに合わなくても楽しめる「謎解きクイズ大会」が行われたり、これから利用者様向けの展示会が企画されていたりと、できることをできる範囲で取り組んできました。
ココロメンバーの柔軟性の高さは、すごいです。
〜だから出来ないという発想ではなく、〜すれば出来るという発想で自らが行動をしてくれました。何より、利用者さまを始めとするご家族や関係者の皆さまのご協力があったからこそ、激動の2021年を乗り越えることができました。
心から感謝申し上げます。
ありがとうございます。
また、2022年も何卒よろしくお願い申し上げます。