行ってみよう『リハビリ×散歩』カイバテラスに行こう!|リハ散歩【Vol.6】

『リハビリ×散歩』…リハ散歩とは?

「体力や足腰に不安があり、外出に消極的になってしまう・・・」
「車椅子ユーザーなので、事前にバリアフリー情報がほしい・・・」

そんな方々のために、リハビリを兼ねてお散歩できる場所を紹介するコラムです。

良い景色を眺めたり、美味しいものを食べに行ったり、
自分に合ったペースのお散歩で心と体をリフレッシュさせましょう♪

カイバテラスとは?

本町通りを桐生天満宮方面に進み、本町一丁目の信号を左折。買場通りに入って左手に見える長屋の建物が、今回ご紹介する「カイバテラス」さんです。

店内は本や雑貨、旬の野菜等が売られている他、カフェスペースではドリンクやアイスクリームを注文することができます。

お店に来たお客さんとスタッフの皆さんとの距離感が印象的で、何気ない日常の会話が交わされる様子は、居心地の良いあたたかさを感じました。

駐車場からお店までの道のり

お店の駐車場は計4つ。ガソリンスタンド側に1つ、お店を挟んだ反対側に3つとなっています。

駐車場は砂利敷きになっているので、車から降りる際や車いすへの移乗の際は、ゆっくり慎重に行うと安心です。

 

店内の様子

店内は入り口から見て左手にカフェスペース、右手に本と雑貨のお店「百ー百ー堂」が広がっています。

歩行や車いすの移動で気になる大きな段差はありませんが、トイレは一段高い和室部分の、更に奥の部屋に設置されていました。お店へ行く際は、事前にトイレを済ませておくと安心です。

カフェスペースは入り口正面の大きなテーブル席と和室部分に分かれていました。

和室部分は一段高い作りになっている為、車いすをご利用の方は、入り口正面の大きなテーブル席へと案内していただけるそうです。

本と雑貨のお店「百ー百ー堂」スペースは、雑貨商品の大部分の棚が低く設置されているお陰で、車いすでも手を伸ばして届く位置に商品が並べられています。

ちなみに店名の「百ー百ー堂」は、絶滅鳥類のドードー鳥から来ているそうです。

雑貨商品の内容は定期的に変わっていくそうなので、お店に行った際、一目惚れした商品があれば是非お買い求めください。

日替わりのお弁当

「カイバテラス」さんでは、「はんの樹」さんや「志多美屋」さん、「koko pelli Box」さんがお弁当を決まった曜日に販売しています。他にもその日にしか出店しないお店があるため、詳しい予定は「カイバテラス」さんのHPでご確認ください。

月曜日のお弁当:はんの樹
水曜日のお弁当:志多美屋支店
金曜日のお弁当:koko pelli Box

カイバテラス:夏の新ドリンクメニュー

「まっちゃフラペ」400円

濃すぎず薄すぎず、程よい甘さの抹茶味が口の中に広がります。

削り氷のシャリシャリとした冷たい食感が、夏の暑さを和らげてくれました。

更に冷たい甘さをプラスしたい方は、アイスクリームのトッピングもオススメです。

期間限定商品である、梅のシロップ漬けを使った「梅ジュース」「梅スカッシュ」も一押しです。なんとこの梅シロップ、桐生市川内町で収穫した梅を使用しているのだとか。疲労回復・美肌効果があり、子どもにも人気のドリンクになっているそうです。

 

カイバテラスの歴史

「カイバテラス」さんは元々、物産売買所として明治初期に建てられた長屋でした。

平成には「買場ふれあい館」として活用されましたが、2016年に全焼。しかしこの数年後、再建に向けての活動が実り、2020年に「カイバテラス」として復活を遂げます。


【年表】
明治初期 物産売買所として建設

平成   「買場ふれあい館」として活用

2016/6  火災で全焼

2020/1  開店に動き始める(出店は始まっている)

2020/3  カイバテラスとして復活

2020/4  本と雑貨「百-百-堂」(どうどうどう)開店

気になるコロナ対策

入り口部分に消毒液が設置されています。

窓の一部分を網戸にしたり、建物の構造上風が通りやすくなっているため、換気も常に行えているとのことです。

カフェスペースは一定の距離を置いてテーブルが設置されていました。

 

のんびりマルシェ

現在、カイバテラスさんでは第1土曜日と第3日曜日に「のんびりマルシェ」が開催されています。

マルシェとはフランス語で「市場」の意。

ちょっとしたお祭りのような雰囲気があり、初めて訪れる方でも立ち寄りやすい市場となっています。

 

MEMO
HP:https://www.kaibaterrace.com

住所:群馬県桐生市本町1−5−26
営業時間:11時−19時(土・日・祝は18時まで)
定休日:火曜日
電話番号:0277−46−6550

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