行ってみよう『リハビリ×散歩』小平の里に行こう!|リハ散歩【Vol.5】

MEMO
『リハビリ×散歩』…リハ散歩とは?

「体力や足腰に不安があり、外出に消極的になってしまう・・・」
「車椅子ユーザーなので、事前にバリアフリー情報がほしい・・・」

そんな方々のために、リハビリを兼ねてお散歩できる場所を紹介するコラムです。

良い景色を眺めたり、美味しいものを食べに行ったり、
自分に合ったペースのお散歩で心と体をリフレッシュさせましょう♪

小平の里とは?

群馬県みどり市、赤城山東麓の広大な自然の中にある、緑豊かな里。
それが、今回ご紹介する「小平の里」です。
「小平の里」は大きく分けて3つのエリアに分かれています。
小平川の美しい清流を間近で見ることができる親水公園エリア。学術的にも重要とされている鍾乳洞エリア。本格的なキャンプを楽しむことができるキャンプ場エリア。
今回は親水公園エリア、鍾乳洞エリアに焦点をあて、オススメ散歩コースをご紹介します。

親水公園エリア

親水公園には、浅く水の流れも穏やかな小平川が流れています。
取材に行ったこの日は、川を眺めながら木陰でのんびりと休んでいる方々や、遊具で遊ぶ親子の姿も見られました。

散歩のスタート地点は公園の隣に設置されている駐車場です。
広々としており舗装もされていますが、車が多く止まっている場所は、車同士の間隔がかなり狭くなっていました。
車いすユーザーの方は隣に車が止まっていない場所に駐車すると、より安全な移乗を行うことができそうです。

駐車場から川がある方向に続く、細く緩やかな下り坂を慎重に進むと、右手に芝生広場の遊具、左手に小平川の景色が広がります。
川は底の石がはっきりと見えるほど透明度が高く、ゆっくりと流れる様は見ているだけで涼しさを感じられました。

細い道が不安な方には、駐車場からトイレ、売店を抜け、野口水車保存館へと続く広い道での散歩がオススメです。
こちらは緩やかな坂道が続きますが、一休みできるベンチが多く設置されており、公園内の木々も強い日差しを遮ってくれます。

野口水車保存館

親水公園には、日本一の大きさを誇る水車が保存されています。
この水車を精米の動力として用いていた、古人の知恵や文化について興味のある方は、保存館の見学もオススメです。

鍾乳洞エリア

小平の里にある、学術的にも重要とされるこちらの鍾乳洞。
一度は人々から忘れ去られてしまったものの、約100年の時を経て昭和59年に再発見されました。

散歩がてら鍾乳洞の見学もオススメですが、小平鍾乳洞無料駐車場から鍾乳洞の入り口までの道のりは、坂道と上り階段になっているため、この行き来だけでも十分な運動を行えます。

足腰を鍛えたい方にオススメ・駐車場〜鍾乳洞入口コース

駐車場からお食事処『狸穴亭』、『ふれあい館』がある建物を抜けると、鍾乳洞へと続く砂利道が現れます。
道は旬の花と山の木々に囲まれている為、よく晴れた日でも日差しの強さはあまり気になりませんでした。
駐車場から入り口までは少し距離がありますが、道中はベンチ等の休憩ポイントがいくつも設置さているので、自分のペースでゆっくりと散歩を行うことができます。

気になるバリアフリートイレの場所は?

今回紹介した親水公園エリア、鍾乳洞エリアには、それぞれの駐車場のすぐ近くにバリアフリートイレが設置されています。
(画像は親水公園エリアのバリアフリートイレ)

鍾乳洞の入り口近くにもトイレは設置されていますが、和式トイレである為、駐車場のバリアフリートイレの使用がオススメです。

コロナ対策

トイレや建物の出入り口には消毒液が設置されています。
今回の取材は平日の人が少ないタイミングで行いましたが、訪れていた人は全員マスクをしており、ソーシャルディスタンスも意識していました。

夏の休日は水遊びに来た子ども連れの家族が、毎年多く訪れるそうです。
熱中症も気になる季節ですが、マスクを外さず、こまめに水分を摂りながらお散歩を楽しんでください。

「小平の里」オススメポイント

「小平の里」のオススメポイントは、休憩場所の多さです。
一定の間隔を空けてベンチが設置されていたり、簾で囲われた屋根付きの休憩所等も設置されています。
公園内ではレジャーシートを広げて一休みしている方々も多く見られました。
ゆったりと落ち着ける、お気に入りの休憩スポットを見つけるといった楽しみ方も出来そうです。

また、7月の「小平の里」はクリンソウ、サルスベリ、ネムノキが旬を迎えます。
「小平の里」のHPには花だよりが掲載されているので、お気に入りの花が旬を迎える時期を、花暦で是非確認してみてください。

小平の里HP
http://www.odairanosato.com/index.html

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