【ココロ託児室】お別れ遠足in桐生が岡動物園

気付けば山に緑が戻り、すっかり春ですね。
気温も上がり、桜の花もあっという間に満開です。
3月12日、ココロ託児室の『お別れ遠足』が開催となりました。

ココロ託児室は、ココロで働いているスタッフの
0歳~満3歳の3月までのお子さんを預かり、保育しています。
託児室周辺には、子ども達が伸び伸びと遊ぶ事が出来る公園が2カ所あり、
砂遊びやかけっこ、遊具あそびをしたり近くの山を登ったり自然と触れ合う機会を多く取り入れています。
雨の日はリトミック体操、制作などを行い、室内で楽しく遊べる工夫も。
年間イベントもたくさんあり、お花見ランチ会、春の遠足、プールあそび、
お誕生日会、クリスマス会、電車見学ツアーなど盛りだくさんです。

今回は、ココロ託児室の保育士である川嵜梨沙さんに、お話し伺いました。

お別れ遠足とはどんなイベントなのでしょうか?
「ほとんどのお子さんは満3歳の3月で託児室を卒業し、
その後は、保育園や幼稚園への入園になるので、卒業を迎えるお子さん、
その時過ごしたメンバーと一緒に行ける最後の遠足です。」

卒業する子どもたちにとって、大好きな先生と出かける最後のイベント。
毎年、お別れ遠足は桐生が岡動物園とお決まりのコースとなっていて
みんなで楽しみにしていましたが、今回は新型コロナウイルスの影響でギリギリまで閉鎖が決まっていて、
他の場所でのプランや、延期も考えていました。
そんな中、予定日の4日前に営業再開が決まったのです!

「再開を喜ぶと同時に、電車に乗り動物園に行く事に不安もあります。
親御さんにも確認し、保育士同士でも話し合いを重ね、しっかり対策を取り決行することになりました。」

そして万全の対策をし、3月12日いよいよ「お別れ遠足」当日を迎えました。

動物園に着くと、子どもたちは動いている動物たちに興味津々。
「こっちの動物見よう!」「ライオンさんいたよー!」など
お互いに声を掛けあい、目をキラキラ輝かせていました。

「これ絵本で見たね、何ていう名前の動物かな?」とクイズをしながら動物園をまわり、
とても楽しい遠足になりました。

途中でお母さんに作ってもらった手作りランチを食べ、松ぼっくり拾いも楽しみました。

無事にお別れ遠足を終えて
「何より子ども達が凄く喜んで楽しんでいる姿が見られて、本当に良かった。」と川嵜さん。
そして、長い距離を徒歩や電車移動しましたが、子ども達は疲れも見せず一生懸命歩く姿に、
改めて日々の体力づくりの大切さを実感したそう。
日頃から、少人数保育でその日の子どもの体調によって保育内容を考えてるというココロの託児室。
親御さんにも家庭での様子を聞いたり、連絡帳でやり取りを行なっています。
少人数とはいえ、集団生活なので時にはルールやマナーを教え、
出来た時にはたくさん褒めるなど、子どもたちとの信頼関係を築くことを大切にしています。
パパやママが不安や心配なく仕事が出来るように、その日の様子はたくさんお伝えしている、とのこと。

子ども達も働いている親御さんの姿を見に行ったり、お互いすぐに顔が見られるという事は、安心に繋がりますよね。
今後も、ココロ託児室では安全対策しながら、たくさん交流やイベントを取り入れて
日々の生活の中で子どもの成長を間近で感じ、喜びを親御さんと一緒に分かち合っていきたいそうです。

「子ども達の感じること、行動にはいつも驚きや発見がたくさんあります。
そんな成長過程を一緒に感じる事が出来て幸せです。
私にも小学生の子どもがいるので、今思えばこうしてあげれば良かったなと思う事もたくさんあります。
日々子ども達と一緒に私たち自身も成長していきたいです。」

ライターの私自身も子育て真っ最中なので、自分の子どもとこんな形で関わって頂けたら
本当に安心で、子ども達もきっと笑顔で過ごせるだろうなと感じました。
子どもたちの笑顔と健康を大切にしているココロ託児室、この存在があるからこそココロのスタッフが笑顔で仕事が出来るのでしょう。

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