高齢者必見!梅雨から夏の健康づくり3つのポイント⭐️

「今年の梅雨入りは平年よりも遅く短期間になる」、ウェザーニューズは予想を発表した。既に始まっている気候の変化に、体の冷えや痛み、倦怠感などの体調不良を感じる方は少なくない。そこで、ケアプランセンターココロのケアマネジャー兼介護福祉士のKさんに、梅雨から夏にかけて高齢者が気をつけるべき3つのポイントを取材した。
(取材/企画デザイン担当S)

 

寒暖差と上手に付き合うには

じめじめと蒸し暑いと思えば、急に雨で涼しくなったり。体が環境に対応できず健康な方でも体調を崩しがちなこの季節。「出かける前に天気予報の確認をして、傘や上着の準備ができると良いです。気温の変化に合わせた服装選びをすることが、健康を保つための1つ目のポイント」とKさん。

2つ目のポイントは水分補給だ。

湿度と気温が上がり、体に熱がこもりがちな梅雨こそ水分補給は意識したい。「高齢者の場合は食事以外に1日1500mlを目安に、こまめに水分を取ることをおすすめします」と言う。

しかし暑いからと冷たい飲み物ばかり飲んでしまうのは体が冷えて血流が悪くなるのでNG。

また寝ている間に気温が変化して寒くなったり汗をかいたりすることもある。寝る前に水を飲み、足元にもう一枚布団を用意するのも手だ。

 

体からのSOSに耳を傾ける

梅雨が明け夏になると熱中症への注意が必要になる。高齢者本人は年齢とともに温度を感じづらくなるため周囲が目を配ることが重要である。「唇や肌がカサカサしていたり、爪をギュっと押して離した時に色がすぐに白からピンクに戻らなかったりしたら脱水症状のサインです」とKさん。

そして夏場は家の中が高温になるためエアコンなどでの温度調節が必須。これが3つ目のポイントだ。どうしても冷房が苦手な方は対角の窓を2カ所開け、扇風機を外へ向けて回すだけでも部屋の空気を循環させられる。

「扇風機の前に保冷剤や凍らせたペットボトルを置いて簡易冷風機にもできますよ」とアドナイス。冷却グッズもスカーフなど色々なものが出てきているのでチェックしてみよう。

 

介護者と要介護者 お互いに健やかな介護

夏の介護は気をつけるべきことも多いが、うまく対応できれば楽しい季節。介護をする人、される人の両方が健康でいるためにも、3つのポイントを意識し、早めの準備をして無理のない介護をしてほしい。

最後に、「夏の食べ物だとスイカがおすすめです。簡単に水分補給ができ、利尿作用があるのでむくみ解消につながりますよ」


ケアプランセンターココロ
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それぞれ異なる資格を持った3名のケアマネジャーが、お1人お1人のご要望やお悩みに寄り添いながら対応いたします。

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