群馬経済新聞に掲載されました

コンサル事業をスタート COCO-LOの「CO-YOLI」 心が寄り合う経営の仕組み

介護事業を展開するCOCO-LO(桐生市相生町2-261-3、雅樂川陽子社長TEL0277-55-5422)は、新たにコンサルティング事業「CO-YOLI」をスタートした。CO-YOLIはコヨリと読み、「心が寄り合う経営の仕組みをつくる」という気持ちで名付けたという。
雅樂川社長は05年に同社を立ち上げ、訪問看護、デイサービス施設、リハビリに特化したフィットネスジムなど、介護をテーマに幅広く事業を手掛けてきた。独自の仕組みや制度は、内閣府や厚生労働省、経済産業省、中小企業庁などから、多くの賞を受賞。「ノウハウを教えてほしい」と全国から講演依頼も多数寄せられている。
19年には取り組みをまとめたビジネス本「働きやすさを本気で考えたら、会社の売り上げが5倍になりました~女性9割・子育てスタッフ6割で実現する働き方改革」(同文館出版)を発刊。それを機に、「売り上げを上げたいと、もがいたり雇用が続かず人間不信になったり、人が関わる経営で悩んでいる人の役に立ちたい」との思いからCO-YOLIを始めることとした。
CO-YOLIでは雅樂川社長の経営ノウハウを生かし、クライアントにとってのオンリーワンの仕組みづくりの手伝いをする。目安としては1クール9カ月で料金は90万円から。そのほか、講演会とワークショップなども10万円から実施する。
雅樂川社長は「ワークライフバランスも昔は福利厚生の一環だったが、今は経営戦略と考えた方がいい。利益を出すことに会社の存在意義がある。また、働きやすさだけではなく、働きがいもなくてはいけない。いろんな人の相談を受け、経営者の悩みは共通なんだと知らされた。自分の経験が困っている人の役に立てば」と話している。

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