ココロリハビリジム〜ゴールデンエイジの子供たちに良質な運動を提供する理由

「ゴールデンエイジ」という言葉を聞いたことがありますか? 運動神経が著しく発達する時期のことで、具体的には3歳~14歳位と言われています。この年代の子どもには効果的な運動をさせ、一生キープできる運動神経を身に着けさせたいものです。ココロリハビリジムのキッズ&ジュニア向けプログラム「キッズ体操教室」と「スポーツトレーニングコース」について取材しました。

取材/阿部奈穂子(オリーブ・アンド・パートナーズ)

カラダのプロが
発達に合わせて指導

 ココロリハビリジムは、理学療法士や作業療法士など、カラダの仕組みや発達について、医学的な知識を持つ国家資格者が指導するトレーニングジムです。主なターゲットはシニア層ですが、「幼いころから運動する習慣をつけてもらいたい」と、格安価格で子ども向けの2つのコースを設定しました。それが「キッズ体操教室」と「スポーツトレーニングコース」です。
一般的に「ゴールデンエイジには積極的に運動させた方が良い」と言われていますが、子どもの発達は個人差が大きいことを忘れてはいけません。「同じ年齢だから同じ運動でいいだろう」というわけにはいかないのです。その点、カラダのプロが揃ったココロリハビリジムなら、その子その子の発達具合に合った適切な運動を指導することが可能です。

ゲーム感覚で楽しもう
キッズ体操教室

「キッズ体操教室」は3歳から小3までが対象。毎週土曜の16時から17時までの1時間、マット運動、縄跳び、ボール投げ、跳び箱、鉄棒など、小学校の体育授業の予習をします。
「この時期の子どもには、カラダを動かすことが楽しいと実感してもらうことが何より大切。そのため、ゲーム感覚の運動を積極的に取り入れています」と作業療法士の山本香さんは言います。
例えば、「素足でビー玉つかみ競争」。これは、足の指の筋肉や足裏の感覚を鍛えるのに効果的だとか。足の指や足裏はバランスの良い歩行をするのに大切な部分です。
子どもたちに人気なのは、「けんけんでヘビじゃんけん」。くねくねした線を床にかき、両端から1人ずつけんけんで出てきて、線上で出会ってじゃんけんをする運動遊びです。カラダのバランスを良くする、とっさの判断力を養うなど、多くの効果があるそうです。

成績アップとケガ予防を!
スポーツトレーニングコース

 もう1つのプログラム「スポーツトレーニングコース」は小4から高3までが対象。こちらは1回50分間、マンツーマンで、ストレッチや体幹トレーニングなどを行います。
「スポーツクラブや部活動でもっと上の成績を目指したい、ケガの後の復帰サポートをしてほしいという子どもたちが通って来ています」と同ジムの管理者で理学療法士の安城大輔さんは話します。
 このコースは安城さんが「ぜひに!」とつくったプログラムです。小・中学校時代は剣道、高校時代はハンドボールに打ち込むスポーツ少年だった安城さん。その後、結婚し、2児の父親に――。そんな立場から、周りの子どもたちを見て気付いたことがありました。「昔に比べて、カラダが固い子どもや、カラダをバランスよく使えない子どもが増えているということ」。それが、ケガにつながることも多いとか。
 「少しでも、子どもたちのケガを減らしたい、ケガをしたとしても軽症ですむようにしたい」という想いがきっかけでした。

スポーツに取り組む
子どもに寄り添って

 小6から中3まで、「スポーツトレーニングコース」に通っていたAくん。サッカーのクラブチームに所属していましたが、当たり負けしてよく転倒するのが悩みだったそうです。Aくんのカラダの様子や動きを観察した安城さんは、「腹筋の力はあるが、それをうまく使えていない」と判断。バランスボールなどの器具を使い、徹底的に、カラダのバランスを鍛えるトレーニングを行いました。その結果、約2カ月後には明らかに転倒する回数が減り、プレーにもキレが出てきたそうです。
 
 カラダを動かす楽しさを教えること、カラダを本来の理想的なカタチに整えること、パワーアップさせること、そしてケガの予防やアフターケアまで、ココロリハビリジムは運動する子どもたちの強い味方です。子どもの運動に関する悩みや相談があれば、ぜひ訪ねてみてはいかがでしょうか。
 

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