「秋晴れのフラワーパークで笑顔満開」20周年のお出かけ|訪問看護ステーションココロ

澄んだ青空の下、訪問看護ステーションココロの利用者さんとご家族が足利フラワーパークを訪れました。満開のバラやアメジストセージを前に、みんなの顔がぱっと明るくなりました。スタッフ17名が共に歩いた一日。準備に込めた思いや、心に残る出来事を理学療法士の松澤良輔さんに聞きました。
■取材/阿部奈穂子(オリーブ・アンド・パートナーズ)

朝の出発、心待ちの声

—— 今回のお出かけイベントについて教えてください。
毎年1回、春か秋に足利フラワーパークへ行っています。今年は11月1日に実施しました。参加は利用者さん15名、ご家族3名、スタッフ17名。朝8時30分にココロカー7台でそれぞれのご自宅へお迎えに行き、10時に現地集合しました。

—— 出発前の雰囲気はどうでしたか。
みなさん「久しぶりのお出かけでワクワクする」と話されていました。前の日から「何を着ていこうか」と迷っていた方もいたそうです。玄関先で笑顔を見せてくださり、スタッフの緊張もほぐれました。

—— 園内のお花はどんな様子でしたか。
バラやアメジストセージ、スイレンが見ごろで、園内は華やかでした。スタッフがマンツーマンで利用者さんに付き添い、午前中は2時間ほどかけてゆっくり散策しました。「外はやっぱり気持ちがいい」「花の香りがするね」といった声が多く聞かれました。
― 天気が気がかりだったとか。
はい。前日まで台風の影響で不安定な空模様でした。ずっと天気予報とにらめっこ。雨や寒さに備えて人数分のカッパとブランケットを準備しましたが、当日は朝のうちに雨がやみ、晴れ間が出て。みんなで「晴れてよかったね」と笑い合いました。

クイズで笑顔、花御膳で満足

—— お昼ご飯も楽しそうでしたね。
園内レストランで「花御膳」をいただきました。ヒレカツ、焼き魚、鶏の照り焼き、ゆばの煮物などにご飯、味噌汁、お新香、フルーツが並び、皆さん箸が進んでいました。「おいしいね」「家ではこんなに品数食べられないね」と笑顔で話されていました。

—— 食後には○×クイズを行ったとか?さすがエンタメに強いココロさん。
ココロが今年で創業20周年、訪問看護ステーションも20年ということで、20年にちなんだ問題を15問出しました。「20年前、水戸黄門は放送していた?」「芦田愛菜ちゃんは今年20歳?」といったクイズに笑いが起こり、真剣に悩む方も多かったです。9問連続正解の方がいて、スタッフもびっくり。景品は、旅行に行った気分を味わってもらえるようにと、くまモングッズや因島のご当地ゼリーなどを用意しました。

外出が生む交流と元気

—— 午後はどのように過ごされましたか。
昼食後はもう1時間ほど散策しました。写真を撮ったり、お土産を見たり、藤ソフトを食べる方もいました。杖を使う方は「いい運動になったわ」と話され、車イスの方からは「ずっと押してくれてありがとう。こんな娘がいたらいいな」と声をかけていただきました。14時に現地を出発し、ご自宅まで安全にお送りしました。

—— 利用者さん同士の交流もありましたか。
普段はそれぞれご自宅で過ごされている方が多いので、「また会いましたね」と笑顔で声をかけ合う姿が見られました。花をきっかけに自然に会話が生まれ、私たちもその光景に癒やされました。

—— 終えてみての感想は。
訪問看護の利用者さんは、外に出る機会が限られている方が多いです。季節を感じていただくためにも、今後も今回のような場を大切にしていきたいと思います。
外の空気を感じながら深呼吸する利用者さんの姿に、スタッフの表情もほころびました。20年を迎えたココロの歩みは、こうした日々の積み重ねの中にあります。

訪問看護ステーションココロ
看護師またはリハビリ専門職がご自宅に伺い、看護やリハビリを行います。

群馬県桐生市相生町2丁目261-3
0277-55-5422

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