行ってみよう『リハビリ×散歩』桐生足利藤岡サイクリングロード|リハ散歩【Vol.1】

『リハビリ×散歩』…リハ散歩とは?

「体力や足腰に不安があり、外出に消極的になってしまう・・・」
「車椅子ユーザーなので、事前にバリアフリー情報がほしい・・・」

そんな方々のために、リハビリを兼ねてお散歩できる場所を紹介するコラムです。

良い景色を眺めたり、美味しいものを食べに行ったり、
自分に合ったペースのお散歩で心と体をリフレッシュさせましょう♪

桐生足利藤岡サイクリングロード

桜木町と錦町を繋ぐ錦桜橋。この地点から栃木県へと伸びているのが、桐生足利藤岡サイクリングロードです。

歩道も広く、サイクリング用に道が整っているので、車いすでのお出かけや歩行練習にもオススメ。0.5km、1kmごとに看板が立っており、どれだけ移動したのか記録しやすいのも嬉しいポイントです。

今回はサイクリングロードの起点である錦桜橋から昭和橋までに焦点を当て、足腰が弱い方や車イスを使用する方でも安心して運動を行えるのかどうか、検証していきたいと思います。

 

錦桜橋〜昭和橋・1.4kmコース!

スタート地点は錦桜橋。対岸にさくら遊園が見える位置から、サイクリングロードの道が始まります。渡良瀬川のせせらぎをBGMに、1.4kmのコースへ一歩を踏み出しました。

初めは歩行者と自転車用の道が続きますが、250m程歩いた地点から、歩行者専用の道と自転車専用の道の2つに分かれ、より安全な道が続いていきます。

更に進んでいくと中通り大橋に到着。信号機が変わるまでゆったりと一休み。横断歩道が長く、交通量も多い道であるため、車の動きに注意しながら先へ進みます。

中通り大橋を過ぎると、今度は右斜め下に小梅琴平公園が見えてきます。ランニングをしている若い方や、ゲートボールを楽しんでいるお年寄りの方々。遊んでいる小さな子ども等、幅広い年齢層の方々が公園を利用していました。

広い小梅琴平公園の様子を眺めつつ、遂に昭和橋へと到着。歩き切った達成感に包まれます。運動後の火照った体いっぱいに浴びる川風はとても心地良く感じました。

ゆっくりとしたペースで進んだ結果、1.4kmのコースを約30分で踏破。日が出ていて気温も高くなる日であったからか、遅いペースで歩いていたにも関わらず、ゴール後はうっすらと汗をかいていました。

運動の後は小梅琴平公園のベンチで休憩。持ってきていたタオルで汗を拭き、水筒のお茶を飲みつつ、公園内を眺めながらのんびりとした時間を過ごしました。

 

オススメ休憩場所は「小梅琴平公園」

今回のコースには道の近くにトイレや休憩施設は設置されていません。しかし公園にはトイレ、休憩施設が揃っており、一休みするにはぴったりの条件が整っています。

休憩場所として使用できるベンチは、一定の距離を置いて公園全体に設置されています。ベンチとベンチの間隔は広いため、新型コロナウイルス対策の視点から見ても、休憩中に他の利用者さんに近づき過ぎてしまう心配はありません。

トイレは男性用、女性用、バリアフリートイレの3つが設置されており、階段だけでなく手すりやスロープも完備されています。

駐車場も設置されている為、車でサイクリングロードにお越しの方は、公園をスタート地点にしてみるのもいいかもしれません。

公園内にも舗装された道があるので、「車が近くを通る道での運動は不安」という方には、公園内のウォーキングもオススメです。

 

マスクは勿論、タオルと飲み物も忘れずに!

運動をしていると息苦しくなって、つい外してしまいそうになるマスクの存在。しかし意外にも、サイクリングロードでは人とすれ違う回数が多い為、運動中はマスクの着用を心がけましょう。

汗を拭くためのタオルも必需品です。

そして是非、水分補給のための飲み物もお持ちください。公園内には水飲み場も設置されていましたが、新型コロナウイルスの感染力を考えると、不特定多数の方々が触れる水飲み場より、自分専用の飲み物で水分補給を行った方が安心です。

これからの時期は更に暖かい日が増えていきます。小まめな水分補給を心がけて、安全で楽しくお出かけしましょう。


桐生足利藤岡サイクリングロードマップ
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