桐生タイムスに掲載されました

オンラインで施設見学会

コロナ禍での対応 安心して相談を
ココロが7月から実施

訪問看護や介護サービス事業に取り組むCOCOーLO(ココロ、雅樂川陽子社長)では
新型コロナウイルス感染症が拡大するなかでも、
安心して施設を見学し、相談ができる「オンライン見学会」を行った。
見学会ではインターネットを利用したビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」などを活用。
通所を始める前に施設の様子を知りたい、離れて暮らす家族が利用者の様子がわからず不安…といった声に応えようと7月に始めたもの。
スマートフォンの画面を通して互いに顔を合わせ、利用前の不安や疑問を相談。
実際に利用するリハビリ機器や一日の流れなど、職員から説明を受けることができる。
また、通信機器を持っていない利用者も多く、離れて暮らす家族と顔を合わせて話し、様子を直接伝えることもできる。
ココロアットホーム(桐生市相生町二丁目)では施設を利用している男性とその家族とのオンライン見学会を行った。
スマートフォン越しに顔を合わせ、施設職員が男性の近況を説明。
実際にリハビリに取り組む様子を映し、普段の様子なども家族に伝えた。
男性の家族は「本人から話を聞いていても、実際の様子が見られるので良い」と話す。
管理者のニ星美樹さんは「離れて暮らしている家族も多い。利用者さんの一番頑張っている姿や表情など伝えられたら」と話した。
施設では要望に合わせ、今後も継続した見学会の開催を予定している。

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