介護予防に「お肉を食べる方が良い」これだけの理由

 こんにちは。COCO-LOのケアマネージャーの吉羽雅美、柿沼律子、星野笑美子です。今回は「お肉を食べよう」というテーマでお話しをします。

 利用者さんから、「お肉はお腹に重い」「コレステロールや中性脂肪を気にして、お肉は食べないようにしている」という声を、聞くことがあります。
 年齢を重ねると、さっぱり、あっさりとした食事を好まれる方も多いようです。それが、「お肉は食べない」につながるのでしょうね。
 また年齢と共に、消化力が落ちるため、「お肉を食べると胃もたれする」という方もいらっしゃいます。

 でも、お肉と言っても、いろいろな種類や部位がありますし、調理の仕方でさっぱり、あっさりと食べることも可能です。お肉は栄養価が高く、たくさんの良い効能を持っているのです。

こんなにあるお肉パワー

 3食きちんと食事をとっていても、お肉など動物性タンパク質が不足すると、次のような症状が出てきます。

・免疫力が落ちて、感染症にかかりやすくなる。
・病気やケガなどの回復力が悪くなる。
・疲れやすくなる。
・お肌や髪にツヤがなくなる。

 逆に、お肉を適量食べていれば、こんな嬉しい症状が期待できるのです。

・免疫力が上がり、感染症にかかりにくくなる。
・回復力が良くなり、病気やケガなどが治りやすくなる。
・疲れにくくなり、朝の目覚めも良い。
・お肌や髪にハリやツヤが生まれる。

お肉を食べると幸せ気分になる

 このように、人間のカラダにとって、お肉などの動物性タンパク質はとても嬉しい効果を発揮します。
 といっても、「動物性タンパク質なら、お肉じゃなくて、お魚でもいいのでは?」と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。

 確かに、お魚にも良質なタンパク質は含まれていますが、お肉はそれに加えて、鉄分や脂肪なども含まれているので、効率よく栄養がとれるという良さがあります。
 また、お肉には「幸福ホルモン」といわれるセロトニンをつくり出す物質がたくさん含まれています。
 そのため、お肉を食べると精神が安定したり、幸せな気持ちになったり、老人性うつの予防にもなると言われているのだとか。

部位と調理法に工夫を

「お肉がお腹に重い」「コレステロールが気になる」という方は、豚肉や牛肉のヒレやロース、鶏肉の胸肉、ささみなど脂の少ない部位を選ぶと良いです。

 調理法も油をなるべく使わず、蒸す、煮るなどして食べることがおすすめです。例えば、みそ汁の中に、肉を加えるのもいいですね。
 また、スミフロン加工のフライパンを使って、油を敷かずに焼く。あるいは、グリルで焼いて、肉の脂を落とすという方法も試してみてください。また、馬肉・牛肉の刺身もヘルシーでいいですね。

 入れ歯などの関係で、肉をよく噛めない、という方は、ひき肉を使ってみてください。そぼろ煮や、ハンバーグ、鶏のつくねなど、ひき肉料理はいろいろな種類があります。

ケアマネおすすめレシピ

 私たちがおすすめする、さっぱり、あっさり食べられるお肉料理をご紹介します。

星野)以前、グループホームに勤務していたとき、入居の方々に人気だったのが「肉寿司」です。簡単につくれて、さっぱりと美味しくいただけますよ。

<つくり方>
①寿司飯を用意する。
②甘酢ショウガを千切り、梅干しを刻んでおく。
③豚ロース肉をひと口大に切り、フライパンに油を敷いて、醤油とミリンで炒める。
④①~③を混ぜ合わせ、ゴマと大葉を上から散らして出来上がり。

柿沼)食欲がない日でも食べられる肉料理が「鶏肉のサラダ」。ぜひお試しくださいね。

<つくり方>
①鶏の胸肉に片栗粉をまぶしてから、熱湯で軽く茹で、冷水に取る。
②それをひと口大に切り、レタスやキュウリ、トマトなどの野菜と混ぜ、好みの味のドレッシングをかけながらいただく。

吉羽)高齢の母につくってあげたらとても喜ばれたのが「豚の冷しゃぶ」。茹でたうどんの上に乗せて、冷しゃぶうどんにするのもいいですね。

<つくり方>
①薄くスライスされた豚ロース肉をさっと熱湯にくぐらせる。
②好みの野菜を皿に盛り、その上に①を乗せる。ポン酢やドレッシングなどをかけて出来上がり。

冷凍食品や缶詰の利用も!

 「お肉を買っても、食べきれず、あまってしまって……」という人におすすめしたいのは、冷凍食品。今、スーパーやコンビニでは小分けにして冷凍したお肉が販売されていますので、そちらを利用すると便利です。
 また、焼き鳥や牛肉しぐれ煮などの缶詰を常備しておくのも一つの手です。

 健康に欠かせないさまざまな栄養素がぎっしりと詰まっているお肉。ぜひ、1日1回はお肉を食べてほしいですね。
 
 今回の担当は吉羽、柿沼、星野でした。

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